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出演者:
「ブラッド・ピット」「ダイアン・クルーガー」
監督:
「クエンティン・タランティーノ」
あらすじ:
ストーリーでみせるような話ではないので、
あらすじも書きにくいのですが。
ナチス支配下のフランスで、アメリカ人の秘密部隊が
ナチ狩りを残酷な仕方で行う話と、
過去にユダヤ狩りに会い家族を失い自分は生き延びた女性が
復讐を行う話が、微妙に交差する話です。
とはいえ、史実に基づいた、シリアスな話ではなく
痛快でかつ緊迫感あふれる復讐群像劇となっています。
「ブラッド・ピット」の怪演は観る価値ありだと思います。
感想を聞かせてください。
出演者:
「サム・ワーシントン」「シガニー・ウイーバー」「ゾーイ・サルダナ」その他豪華キャスト
監督:
「ジェームズ・キャメロン」
あらすじ:
世界中で大ヒットした「タイタンニック」の監督
「ジェームズ・キャメロン」の最新作です。
はっきりってストーリー的には
どっかであったなって思えるような話です。
22世紀の人類は、他の銀河アルファケンタウルスまで進出しています。
そこのある惑星の衛星パンドラでは、ダイヤモンド以上の価値のある鉱物が
採取できます。
しかしその鉱物資源が眠る土地には、その衛星で独自の文明を築いてきた
ナヴィという種族が暮らしています。
地球側の活動拠点には、調査を行って友好関係を保持していきたい
科学者の一団と、資源を採取して儲けたい会社とそれに雇われた軍隊の一団がいます。
主人公は優秀な海兵隊で脊髄に損傷を持ち、今では車椅子の生活ですが
なんとか自分の人生を切り開きたいと思っています。
双子の兄が科学者としていたのですが、不慮の事故に会ってしまったので
代わりに、アバターを操作するためにこの未知の衛星に乗り込んできます。
アバターは地球人と現地のナヴィという種族のDNAを掛け合わせて
作られた生き物で、みかけはナヴィで顔は主人公の面影があります。
それに神経的に繋がることで、まさにアバター(分身)として
活躍できます。
主人公は最初、軍隊のスパイとしてナヴィの村に潜り込みますが、
共に生活をするうちに、だんだんナヴィに魅かれていき、また、
族長の娘と恋に落ち、最初はよそ者扱いされていたけれども、
村の一員として認められます。
一方、地球側の活動拠点では、会社の決算のため、
いよいよナヴィを立ち退かせるか、攻撃して排除してしまうかの
どちらかしかないと言う事になり、主人公に話し合いをさせますが、
結局、失敗し、全面攻撃を行います。
圧倒的な軍事力の前に、村は焼き払われ、全員のよりどころとなる
神木も焼き払われます。絶望に瀕するナヴィですが、主人公と
科学者は人類に反旗を翻して、いっしょに戦うことにします。
主人公はいろんな部族に働きかけ、ナビィの一族を
まとめます。地球側も大部隊を率いて、中心拠点に
先制攻撃をしかけます。
恋、裏切り、未知との遭遇、壮絶なアクション、主人公の悩み
など娯楽作品にそろっている全ての要素があります。
どっかありがちな作品とはいえ面白いです。
なにがお勧めかといいますと、映像です。
これは凄いです。10年以上温めてきた企画のようです。
構想初期は技術的に実現できなくて、十数年掛けて
新しい技術を開発したとこのと。
頭に装着するカメラを使って、俳優の顔の動きの
微妙な部分を表現する「フェイシャル・パフォーマンス・システム」
とCGと撮影を合成したものを実際に見ながら撮影を可能にする
「バーチャルカメラ」というものらしいです。
未知の惑星の映像も凄いし、木々の揺らぎや、動物の動作
ナヴィの表情など、本物のようです。
感想を聞かせてください。
出演者:
「ロバート・ダウニーJR」「グウィネス・パルトロウ」「テレンス・ハワード」
「ジェフ・ブリッジズ」
監督:
「ジョン・ファブロー」
あらすじ:
ロバート・ダウニーJR演じる天才科学者「トニー・スターク」
は同時に、アメリカ合衆国に最先端の武器を提供する、大企業のオーナー社長でもあります。
友達の軍人とアフガニスタンで武器の実験をしているときに、テロリスト(アメリカ側から見たら)に
襲撃され、拉致されます。命を落としそうになった彼は、同じように拉致されていた
科学者から機械の心臓を埋め込まれて一命を取り留めます。
そこでトニー・スタークは、武器を作るように命じられますが、こっそり
アイアンマンのプロトタイプを作成しそれを装着して、空へと脱出します。
軟禁されたときに、トニー・スタークが知ったことは、テロリストもトニー・スタークが作った武器を
使っているということでした。
また、その武器により多くの人が命を落としているという事実でした。
自宅(めっちゃ豪邸です)に戻り、アイアンマンを使えるレベルまで
試行錯誤を繰り返し、完成させていきます。
そこらへんは見てて楽しいです。
今までの、自分がやってきたことを後悔し
会社を兵器産業から転換させようとします。
そしてアイアンマンで武器を使えないようにしていきます。
ところが、会社もそうは問屋が卸しません。
反対派のジェフ・ブリッジズ演じる、会社の幹部に
だまされ、機械の心臓(アークリアクター)を奪われ瀕死になります。
なんとか助かった彼は、ジェフ・ブリッジズがアイアンマンの設計図を基に
作成したさらに強いロボットと戦い辛勝します。
あれだけ頭良いなら兵器産業じゃなくて平和な
産業でいいとこいきそうなんですけどね。
感想を聞かせてください。
出演者:
「ヘイゼン・クリステンセン」「サミュエル・L・ジャクソン」「ダイアン・レイン」
監督:
「ダグ・リーマン」
あらすじ:
高校生のデヴィッドは、学校の帰りに、凍結した川に落ち死にそうになります。
その瞬間に図書館に移動しています。父からの虐待のときもその能力がはつどうし、
自分に瞬間移動の力があることがわかります。
家をでてニューヨークに行き、銀行強盗をすることで、経済的に安定します。
それからはいろんな場所を旅して、ジャンプする場所を増やしていきます。
悠々自適にみえますが、他にも同じ能力を持つものも存在し、さらには
それを狩るグループ「パラディン」も存在することが判明します。
1000年以上も昔からジャンパーを狩ってきた彼らは、そのノウハウも
充分で、デヴィットは追い詰められますが、同じ能力をもつ
グリフィスと協力して、何とか逃れます。
一度行った場所にしか、ジャンプできないので、
世界各地でロケを行ってます。そこは見所です。
比べてはいけないのでしょうが
やはり、小説のほうが面白いです。
なんというか教養小説っぽいのりで、主人公が壁にぶつかって
成長していく物語になってますが、映画はその大事な部分を
省いてたんなる瞬間移動アクションバトルにしてます。
感想を聞かせてください。
出演者:
「ジョージ・クルーニー」「ティルダ・スウィントン」「シドニー・ポラック」
監督:
「トニー・ギルロイ」
原題:
MICHAEL CLAYTON
あらすじ:
「ジョージ・クルーニー」は企業の弁護を行う弁護士事務所に所属し、
自身も弁護士ながら、弁護の仕事はせずに、事件の揉み消しを行っています。
もみ消し屋の話です。
「ジョージ・クルーニー」は家庭にも、これからの仕事にも問題を
抱え、従兄弟と事業を起こそうとして、8万ドルの借金を抱えるなど、
複雑な背景を持つ揉み消し屋です。
その「ジョージ・クルーニー」演じる「マイケル・クレイトン」の同僚
トップ弁護士のアーサーは、巨大農薬企業とその薬害被害者たちの集団訴訟で、
農薬企業を弁護していますが、真実の重さに耐えかね、
服を脱いでおかしな行動をとり始め留置所に送られます。
巨大農薬企業の代表者として「ティルダ・スウィントン」が
法務部長を演じています。これでアカデミー賞を受賞してます。
弁護士事務所には大損害になりかねない事件なので、
ジョージ・クルーニーがもみ消しにアーサーのところに行きます。
そこでアーサーが大きな秘密を握っていることを聞かされますが、
詳しく知る前にアーサーが消され、「ジョージ・クルーニー」
も謎の暗殺者たちに狙われます。
「ティルダ・スウィントン」が指示していたのです。
その秘密を知った「ジョージ・クルーニー」は
企業の不正を暴くか、お金をせしめるかで悩みます。
サスペンスフルな話です。
映画:「WALL・E」← がっかり
声の出演者:
「シガニー・ウイーバー」
監督:
「アンドリュースタントン」
あらすじ:
人類が絶滅した29世紀の地球で、ただ一人動いているのは
掃除用ロボットのWALL-E(ウォーリー)でした。
毎日毎日決められたプログラムに従って、お供のゴキブリと
掃除に出かけるWALL-E(ウォーリー)でしたが、
本当のところは寂しくて、いつか誰かと手を繋ぐというのが彼の
願いでした。
ある日いつも通り仕事をしていると、見慣れない宇宙船が降りてきて
中からティアドロップ型の美しいロボットEVE(イブ)が降りてきます。
地球に植物が生えたかどうかを探索しに来たロボットでした。
WALL-E(ウォーリー)は何とか友達になろうと頑張ります。
やっと友情が芽生え始めたころ植物が見つかり、EVEが動かなくなります。
そのEVEを宇宙船が迎えに来ます。
離れたくないWALL-E(ウォーリー)はしがみつき、月を越えて、
はるか彼方の巨大母船まで付いていきました。
そこには人類がオートメーション化した宇宙船の中で怠惰に暮らしていました。
人類は絶滅したわけではなくて、汚染され住めなくなった地球から
宇宙へ避難し、また地球が元に戻るのを数世代の間待ち続けていたのです。
宇宙船の船長は植物を眼にしたことで、地球帰還を決意しますが、
宇宙船のコンピュータが反乱を起こし、地球へ帰れないようにします。
船長は閉じ込められ、WALL-E(ウォーリー)もEVE(イブ)も宇宙に廃棄されようとしますが
何とかコンピュータに勝利し地球を目指します。しかしその途中でるWALL-E(ウォーリー)
は壊れてしまいます。
果たしてWALL-E(ウォーリー)は手を繋げるのでしょうか。
CMを観てたときはわくわくしたんですが、
グラフィックが素晴らしいだけの子供向け映画でした。
感想を聞かせてください。
韓国映画:「母なる証明」← おすすめ
出演者:
「キム・ヘジャ」「ウオン・ビン」
監督:
「ポン・ジュノ」
原題:
mother
あらすじ:
気持ち悪くて怖い映画です。
母親の愛情も少なすぎると駄目だし、多すぎてもだめだな思いました。
漢方屋を営み闇でハリ治療を行い慎ましく暮らしている
母のキム・ヘジャには一人息子(ウオン・ビン)がいます。
息子は20代のようですが、母親と同じ布団で寝るほど
濃い親子関係です。
息子は記憶力に障害があるらしく、日常の繰り返し以外の
出来事は忘れてしまうようです。
息子は特に働くでもなく、町のチンピラの幼馴染と
つるんでだらだらしています。
ある酔っ払った帰り道もんもんとしている息子は
女子高生の後をつけて路地に入り込みます。
そしてその女子高生から直径20センチくらいの石を投げつけられ
そのまま逃げて、家に帰ります。
次の日、母の前で息子は警察に連行されます。
その女子高生は殺されて、路地の家の屋上にさらされていたのです。
なにもわからない息子は警察の事情徴収で調書にハンを押してしまいます。
しかし、息子は明らかに殺人が出来るような人間ではありません。
警察の知り合いを頼り、弁護士を雇い、様々な活動をする母ですが、
なんら息子を救う手段にはなりえません。
ある日息子の幼馴染が犯人ではないかと思い至り、その部屋に忍び込み
証拠物件を警察に持ち帰るのですが、とんだ勘違いでした。
とばっちりを受けたその幼馴染は、部屋で母を待ち受けます。
仕返しをするのかと思いきや、そこで、その殺された女子高生がどんな人間だったかをつげ、
母に真犯人に繋がるヒントを与えます。
そこから、母の真犯人探しが始まります。女子高生が援助交際のようなことをやっていたこと、
その携帯がなくなっていることを突き止めます。
一方で息子もその路地である人物を見つけたことを思い出します。
母親はその人物の元へ急ぎます、果たして真相は!?
色々なところに伏線が張られていて、繋がっていくのですが、
なんだかいたたまれなくなってしまいました。
「グムエル」で見せた、なんだかユーモラスですが、
観ているうちに加速して怖くなっていくところは健在でした。
感想を聞かせてください。
出演者:
「クリス・ペイン」「レナード・ニモイ」「エリック・バナ」「ウィノナ・ライダー」
監督:
「J・J・エイブラムス」
原題:
STARTREK
提供:
パラマウントピクチャーズジャパン
あらすじ:
久しぶりに「スタートレック」の新作です。
またさらに未来かなと思ったら、最初の「スタートレック」シリーズの
主人公カーク船長が船長になるまでの話でした。
西暦2233年を舞台にしています。
25年前カークは謎の巨大宇宙船の出現により父親を無くしています。
そのころのカークは父親譲りの勇敢で優秀な青年でしたが、
人生に目標を見出せずに、ぶらぶらし、町でいさかいを起こす日々です。
そんな彼の前に父の戦艦に乗っていた現在のエンタープライズ号の船長が
あらわれて、士官学校入りを薦めます。
戦闘シュミレーションで不正を行ったカークは査問にかけられますが、
その途中でバルカン星人から救援信号が入ります。
宇宙艦隊は最新鋭の戦艦で救援に向かいます。
カークの乗った戦艦のみトラブルで少し遅れますが、やっとで追いついた
先には、破壊された宇宙艦隊が広がるばかりでした。
一方でスポックの生まれ故郷バルカン星は特殊な兵器に
より惑星ごと破壊されそうになっていました。
そこに25年前にカークの父親を殺した巨大宇宙船が
現れます。
敵の正体は未来からきた未来のスポックに敵意を持つ
者だったのです。
タイムトラベルとパラレルワールドを組み合わせた
いい感じのSFに仕上がってます。
アクションも特撮も派手で映像もスタイリッシュになってます。
また、過去のスタートレックの小ねたをうまいこと織り交ぜて
ファンの心をくすぐります。
「ウィノナ・ライダー」が若かりし頃のミスタースポックの母親役で
出演してて、久しぶり見たけど綺麗だった。
感想を聞かせてください。
出演者:
「トム・ハンクス」「ユアン・マクレガー」「アーミン・ミューラー・スタール」「ステラン・スカルスガルド」
そのた出演陣
監督:
「ロン・ハワード」
あらすじ:
「ダ・ヴィンチ・コード」の続編です。前作から引き続き
主人公のロバート・ラングドンにはトム・ハンクスが起用されています。
前作で、史上最も話題となった暗号を解いた主人公に、ヴァチカンから
救援の依頼が来ます。主人公はヴァチカンがもっている秘密文書を閲覧できるという
交換条件のもと赴きます。他方で、CERN(欧州原子核研究機構:インターネットの生みの親)
でアンチマター(暗黒物質)がとうとう生成され、盗難にあいます。
コンクラーベで枢機卿が殺され、ヴァチカンに赴いたトムハンクスは、
そこで、ガリレオの時代から弾圧されてきた科学の秘密結社イルミナティが復活を遂げ、
ローマ・カトリック教会に復讐を始めた事を知らされます。
その復讐の最大の武器がヴァチカンごと吹き飛ばす、アンチマターでした。
そして、数人の枢機卿が拉致され、謎かけとともに殺されていきます。
その過程でアンチマターは市内のどこかに隠され、時限爆弾になっていることが判明します。
主人公はユアン・マクレガー演じる若き枢機卿の力を借りて、
その暗号を解きつつ、拉致された枢機卿を助けつつ、アンチマターを探します。
やっとのことでアンチマターを見つけるのですが・・・。
みどころは、主人公が東西南北ローマを走らされます。
そこで様々な名所を見ることが出来ます。いつか行ってみたいですね。
枢機卿役で出ていた「アーミン・ミューラー・スタール」もう、ずいぶん昔に
観た「マイセン幻影」の主演でして、映画の意味はわからんかったけど、
「アーミン・ミューラー・スタール」が出てたのは何故か印象に残っています。
いま観たら、意味わかるのかな。
衛兵隊隊長の役で出ていた「ステラン・スカルスガルド」は「キス★キス★バン★バン」
で主役の年老いたスパイで、名前からしてちょっとした007のオマージュ的な要素もあって、
面白かったので、お勧めです。主題歌は「クレージーケンバンド」だった。
感想を聞かせてください。
邦画「GOEMON」
出演者:
「江口洋介」「大沢たかお」「広末涼子」「奥田瑛二」
その他 超豪華出演陣
監督:
「紀里谷和明」
あらすじ:
時は安土桃山時代、秀吉が天下統一した直後が舞台です。
江口洋介演じる大泥棒「五右衛門」は、ある日、大商人の家で
珍しい西洋の宝石箱を手に入れます。
それには信長が非業の死を遂げた、本能寺の変について
の真実が隠されていました。
それを手に入れた為に、秀吉の忍群に追われていきます。
その中には大沢たかお演じるかつての仲間、霧隠才蔵もまじっていました。
追いつ追われつするなかで、江口洋介「五右衛門」と霧隠才蔵、信長、秀吉、
服部半蔵、茶々(広末涼子)の過去の関係があきらかになり、
自由を求め続けた江口洋介「五右衛門」の生き様が浮かび上がってきます。
スタイリッシュな映像と、派手なアクション、スピーディーな展開
豪華なキャストと観るほうを飽きさせません。
監督はいわずと知れた、もと宇多田ひかるのだんなで、
「キャシャーン」を映画化した監督。
ちなみにこの大沢たかお演じる霧隠才蔵は真田十勇士の一人で、
司馬遼太郎の「風神の門」で描かれています。
実際にはいません。
一時期忍者物が好きで、司馬遼太郎の「果心居士の幻術」「梟の城」
白戸三平の「カムイ伝」「忍者武芸帳」などいろいろ読んだ
時の事を思い出しました。
さて、「キャシャーン」も面白かったけど、アニメに忠実なものを
もう一度撮って欲しいと願うばかりです。
感想を聞かせてください。